え
えーい、買ってしまえ!
これ、月刊誌で追って毎月読んでるけど…単行本はまた別なんだよな…あ、これも出てる。これも立ち読みしてるけど、カゴに、と、…あ、あーどうしよう…こ、これも…?…おお、これは面白いタイトルだなあ…ちょっと待て、Amazonで検索だ…うーん、中古でも送料込みなら同じ値段…ならば新品だ!何事も一期一会。ここで手に入れねば、絶対に次はない!
「すいません。これ」
「カードございますか?」
「はい、…あ、はい」
「ポイント分のお値引きは…」
「そのままで」
「ありがとうございましたー」
あー、また、やってしまった…
と、これらの一連の流れは本屋でマンガコーナーに行ってしまい、読んでる本の新刊が出てる…からはじまり、最終的にはタイトルだけで読んだことのない本までカゴに入れてしまう、池村さんのテンプレート的行動です。
ポイントはなぜか使えません。いつかポイントを使うとあんなグッズが…とかあるかも、なんて思って…貯めてたら、その本屋がいきなり二週間後に閉店で、5000ポイントくらい貯まっていたので、つい、どうでもいいものを買ってしまう…なんてことがあったのに、やっぱ使えない…
分かってはいるんですが…
いや、そもそも5000ポイント貯まってる時点でおかしいだろ!というのは…許して
あ、このブログ、50音の頭から始めて、毎日一文字ずつ進めて、その文字を書き出しと、テーマの頭文字に使う、という、なんでこんな説明だけでもめんどくさいルールを作って書き始めたんだろうか…と後悔をしている日記、というか、脳内掛け流し温泉です。今日は4回目なので頭の文字は「え」で始まりました。
テーマはなんでしょうね?書いてるうちに見つかると思います。
さて、今日会社帰りに向かったのはブックオフ。
最近はブックオフもマンガは新刊を置くようになったんですよね。
ブックオフだけに、王道からエッジの効いたキワモノまで、小さいスペースに幅広い品揃え…
僕が5000ポイントを貯めた本屋がなくなってからは、自宅近くのリアル本屋はスーパーピアゴの書店コーナーのみ。そこでは、なかなか出会えないような本がブックオフの新刊コーナーにはあるのです。
ホントは辞書を見にブックオフに来たのです。
このブログは最初の一文字とテーマの頭文字が毎回決まっており、疲れた時とか、思いがうまいこと文字にならない時は辞書のその文字の箇所を頭から見て
やった!やった!やった!藤沢かわいい。
やった!鈴木姉妹もかわいい。鈴木夕湖が特にかわいい。いやー、カーリングぎりぎりの薄氷の勝利だわー。
あ、日記の途中で独身男の脳内物質(スポーツ女子アイドル野から発せられるドーパミンのようなもの)が溢れてしまい失礼致しました。
まあ、こんな気持ちを、決まった一文字からはじまる言葉で始められる手助けになるかな、と辞書を見に行ったのです。
ただ、気まぐれにはじめた日記なので、とりあえず、中古で新しい辞書があればなあ…と、まずはブックオフに向かったのです。
そしたら入り口近くのマンガコーナーに捕まる始末。ライブで東京とかに遠征する時も、ついでに美味しいもん食べてから行こう、とか、静岡では視聴出来ない、いいスピーカーをたくさん聴いて良いのがあったら…とかやって、ライブ行く前に疲れてるという本末転倒なことがしばしばある僕としては、まあしょうがないのですが…
その後も、古マンガ、古アイドルCD、DVD、ブルーレイ、写真集コーナーの荒波を乗り越えてようやく辞書コーナーに到着。
着いてみたら、国語辞典や漢和辞典、英語や古語辞典など普段目にするもの以外にも、辞書はいろんな種類があることにビックリ。
茶道の道具や流派、茶人をはじめとして茶道についてのありとあらゆることがわかる茶道辞典。これが分厚く、字が小さくてまた驚く。茶道にこんなにいっぱいいろいろあるの?と
あとは、くずし字用例辞典。生そば、など、のれんで崩し文字が使われていたりしますが、くずし字のパターン(一文字につき10パターンぐらいはある)そして、そのパターンの使い方。
看板とかのれんに文字を書く人ぐらいしか買わないだろ、これ、というマニアックさ。
その中で目をひいたのが、上方語源辞典。
関西弁の語源やその意味が書かれています。
例えば、ぎょーさん。
たくさん、という意味で、ご存知の方も多いと思いますが、これは仰山、という感じが当てられており、山を仰ぐほどの、というのが本来の意味。
あと、どたまかち割って脳みそちゅーちゅー吸うたろか?の、どたま。これは、ど頭、の略。ど頭の、ど、ってなんだよ、と思うのですが、どたまかち割って、のくだりが辞書に例文として載ってたりして、読んでて面白いのです。
値段も1200円。
買おう。
その後、100円マンガコーナーで美味しんぼ「焼酎戦争」の巻を手に取りレジへ。
「ポイントは」
「そのままで」
というやりとりをいつもの様にかわし、外へ。
ピアゴの書店コーナーで辞書を見ますが、全部ビニールに包まれて読むことが出来ず比較ができなかったので、やめ。
横のコーナーにあったデザインの本を買って
「ポイントは?」
「そのままで」
と言い残し帰路に着きました。
とりあえず、たくさん買っちゃったけど悔いなし!
多分、先週、仕事で大きな山を2つ越えて、さらにその最中に突然降って湧いた中ぐらいの山も何個か越えて、あー、良かった、と思ったら、今日もちいちゃい山がポコっと湧いて来た!
という、会社内の連峰をモーグルで越えた感じが、本バカ買いに繋がったのでしょうが、まあ、良いのです。
今の心境は
えーもん買うた。
(今日買った上方語源辞典「えー」から引用)
ちなみに、えーもん、というのは甘いもの、という意味もあるそうです。
バカ買いした大きな子どもが、一つ利口になったところで今日の日記はこのへんでお開き。
おやすみなさい。
あ、テーマはえーもん買うた、で。
ではまた。おやすみなさい。